しかのブログ

自分の頭の中身や感情を知る日記、日々メモ化。

人間関係をリセットしない

私は医者が苦手で怖い。

医者から優しくされるのが好き。何が嫌かというと厳しく言われたり、ダメ出しされたりするのが嫌。医者からは自分の存在を肯定して欲しい。

自分の言ってることが間違っていた場合は優しく窘めて欲しい。そういう伝え方じゃないと自分の存在自体を全否定されたように感じてしまう。

そういう言葉や表現、声のトーンは使わないで欲しい。

言い回しも気を使って欲しい。

自分の主張を認めて欲しい。医者や自分に関わる医療者を自分の親代わりに映してしまう。医者に抱く期待値が高まり強くなり、わかってもらえていないと怒りが溜まってくる。

わかってくれない怒り。理解してもらえない寂しさ。

以前はその気持ちを文字に表したり、人に話すことが出来ず、恥ずかしかった。

わかってくれないならもういい!と関係を断ち切るやり方しか出来なかったし、気づかなかったので相手が悪い!と憤慨して通うのを止めたりした。

人間関係を途中で投げ出した。

今回も本当は自分の事をきちんと理解して接して欲しい。

治療期間中や診察時間中は私の問題を正しく把握して適切なアドバイス、的確な言葉を使って欲しい。

言いたいこと伝えたいことを言葉にせずに投げ出す。

今回はそうも出来なかった。

どうして行き詰まったのか少し気づいていたからだ。

雑に接しないでほしい。きちんと理解に努めて欲しい。

私のわかる言葉を使い、理解しやすい表現や声のトーン、しぐさを持って対応して欲しかった。

気に入らないから別の医者に変えたい、じゃない。

理解して欲しい。

ちゃんと出来る範囲は自分で調べて考え、それでもわからない事を自分なりに頑張って聞いているので教えて欲しい。

自分で調べろ、いちいち聞くなとは言わないで欲しい。

もうわかったフリはしたくない、わからない事はきちんとわかる人に聞きたい。

だから聞いている。

自分の口を使い、自分の言葉を使って教えを乞うているのでその想いに応えて欲しかった。

何をどんな風に言ったか詳細は覚えていないが、相手を傷つけたかもしれない。

 

「あなたは主体性がなく、わからない事は常々聞いてくるけど知りたいと思えば自分で調べなさい」

傷ついた。腑に落ちなかった。

 

自分でわかる範囲は自分で調べるし、考えもする。その上でどうしても自分の思考では限界で経験豊富な人にどうしたらいいのか、わからないことを聞いた。

今まで大人になるまでいい子でい続け、わからないと叫ばす、プライドも高いから教えてくださいとも言えずこんな風になった。

それをわかっていないのに言われたあの言葉は腹が立った。

「主治医を変えたい。今まで私はわからないことをわかったフリをしてきたし、目上の立場にある人に聞きたいことを聞けなくて困った状態になった。疑問に思こと、わからない事はそう言いたい。あんな風に言われてしまうともう聞いてはいけないんだを思ってしまいます」

放った瞬間に医者の目が固まり動揺したように映った。言っちゃった・傷つけてしまったと思った。

でも自分の言ったことをすぐに謝ることもしなかった。

謝ってしまうこと=こんなこと言わなくて良かったと思うことは違う。

傷つけてしまったとしたら申し訳ないとは思う。

私が言った事で担当医が傷ついてしまったらごめんなさい。

私が言った事の内容は謝って取り消すことではない。

そう思えた。その感覚だけ今日わかった。

私の言葉で相手が傷ついていたら謝る。でも内容については謝らない。

訂正はする。

終わってから一人で食事をすると自己刺激になるので出来るだけ人と一緒に食事をしようと出掛けた。

これで良かった。