わかってもらいたい理由
私はなぜ人にわかってもらいたいと思うのだろう。
自分の考えていること、感じていること。
イメージしていること。
日々何に悩んで葛藤してもがいているのか言葉にして話したくなるのは
どうしてなんだろう。
誰にそれを聞いてもらいたかったのだろう。
昔、親友になりたかった人?
ただ黙って聞いてくれるお母さん?
優しくそこにいてくれるお父さん?
その三人に私という人間を理解して欲しかった。
今と親密に仲良くする人は日々いない。
友達と呼べる人はその人の家庭を持っているからそれが最優先事項。
私の入る余地なんてない。
子育てが落ち着くまで一緒に喋って共有しあう時間なんてまだ来ない。
その間私はずっと一人で感じたこと、考えたこと、何を思ったか
1人で悶々と抱え込む。
抱え込むと同じ事で延々考えてるから病む。
心が揺れ続けると人は病む。
人にわかって貰おうとしなくても、私は大丈夫だって
感覚を養いたい。
自分にさえ自分をわかっていればそれでいいんだって安心感が欲しい。
自分の悪口を言わないのは自分、
人はその人の状況や感情で何とでも言う。人の心は移ろいやすい。
私の心はどこにも行かない。
私と一緒にいてくれる。
その命が終えるまで。