思うこと②
私の周りには人を騙す・利用する・監視する・調査する…怖い大人だらけだった。
人に頼れないから本を読む。本を書いてる人は立派な人だからまともな事を書いていると思い込んでいた。
一般知識や常識の仕入れ先は書籍だった。
経験で積まず、文字から培った。
その大事な本には「困ったときは人に頼る、人の力を借りる」と書いてあった。
一般的で常識ある言葉だった。
世間一般の「常識」なのだから自分の置かれている現実でも通用するだろうと
思うがそうはいかない。
①まず身近な家族に自分の感情を本音で言えない。
自分をさらけ出すと否定される。
②さらけ出せないと悲しみや怒りの感情をモノ(私の場合は主に甘いもの)に向ける。
※褒めて欲しい・注目して欲しい時はわかりやすい数値化の行動に出す。
④次第に何か自分の心に起こった時は食べ物に甘える。依存回路が作られる。
⑤依存がゆっくりと進行する、第一のものは「食べればいい」「食べている間は大丈夫」「自分さえここはここは我慢すればいい」
やがて人間関係に行き詰まる。
⑥家族関係の悩みや愚痴なら友人に聞いてもらう、友人関係の愚痴なら家族に聞いてもらう、違うコミュニティで悩みや愚痴を聞いてもらうことが出来ない。
同じ人間関係に悩みや愚痴を言って、否定される。
感情を受け入れてもらう体験が少ない。
⑦結果、人を頼っても無駄だ。人に自分の話を聞いてもらっても人は助けくれもしないし自分の気持ちの抱き方が間違ってると思ってしまう。
ますます依存が進み、一人だけの自己刺激に耽る時間を欲してしまう。
人と関わらなくなる。
そういう過程を20年積んでしまった。
人に頼れず、困ったときは人は当てにならない。自分だけの力しか信じない。
お金しか、食べ物しか、肩書、学歴…目に見える自分を数値化するものしか信じられなかった。
自分以外の力が信じられなかった。