寂しかった
最近仲良くなったと思った人が「旅行に行く」と知った。
知った情報がSNSだった。私は個人的に親しいと思い込んでしまっていただけなんだと知った、というか今認識した。
自分だけが彼女と「仲良くなった」と思い込んでいた。仲良くなったつもりでいた。
彼女が私に話したかったらその話をするかもしれない、その話をする機会も、するつもりも全然なかったのかもしれない。
ただ、私は傷ついたんだと思う。
知ったのが彼女の口からではなく、「ソーシャル」という情報元からだったからショックだった。自分の心の地雷がチクチクと傷んだ。直接聞きたかったなとか思っていた。
仲良くなっていたつもりを手の裏で返されたのような、そんな気持ちにになった。
「そんなに仲良かったわけじゃないんだ」「周りには仲良く見えただけなんだ」「実際には親密さは伴ってなかったんだ」とかいろいろ考えたり浮かんだり。
女々しい気持ちがうじゃうじゃ。かといって私自身彼女のことをどこまで大切に扱っているかとかよく知っているかというとそこは自信ない。
自分がまず大切にされたいという気持ち、願望、欲求が強い。人との繋がりを求めるくせに自分のまわりをどこまで大切にできているんだろうか。
寂しさを感じとる前、今のこのモヤモヤが「寂しさ」として言語化する前はコンビニ行ってブロックチョコやメロンパン食べて、スッキリしないこの脳を酔わせたいなと思っていた。
自分の慰め方がわからないから。食べ物で胃袋を満たすしか自分の感じてるこの気持ちの収め方を知らない。収めなくてもいいのかもしれないし、もう感情をフラットにしようとしなくていいのは理解している。甘いもので自分の思考を止める方法しか取ってきていないから他のやり方がわからない。
私にはバリエーションが少ない。
感情との向き合い方を教えてくれる人なんていなかった。感情と向き合っていい。不愉快だと感じる感情を「感じてはいけない」と思い込んでいた。不愉快な感情も「快」の感情も「排泄物」だから湧きおこっていいものなんだと思う。
まだまだ試行錯誤しながら、未熟ながら生きている。身体は大人だけど中身はまだほんの中学生なのだ。
寂しいという感情を食べすぎていたなぁ。
まだ、甘いもので自分を慰めたい私。まだ自分で自分を慰めるのではなく、「誰かに」自分を満たしてもらおうとする私。人依存症な私。